「今までのプライドは捨てろ」
タイトルの言葉は入社当時の私がOn The Job Training(OJT)の先輩社員から言われた言葉であり、一番最初の教えでした。
今の会社に入社して研修を経て所属組織に着任した4月中旬。
着任後、すぐに新入社員の歓迎会が始まり所属の上司、OJTや先輩社員が歓迎会をしてくれました。自分の自己紹介を行い、先輩社員の方々の自己紹介時には一人一人の名前を必死に覚えていた事をこのブログを書きながら思い出しています。
翌日、私とOJTの先輩は1on1で面談をし、先輩自身の自己紹介と私の自己PRシートを見ながら
「俺はこの会社での仕事や業務を教えるのではなく、一人の社会人としての基礎を教えるから。今まで培ったプライドは捨てて一緒に頑張っていこう。」と言われました。
最初この言葉を言われた時に有難いなと感じつつ、一方でプライド?とは何を指しているのか疑問に感じていました。
着任して1ヶ月ほど経った時、そのプライドが何かが少しずつ分かってきました。
私は入社後も今までサッカーで歩んできた人生や過ごしてきた日々を飲み会等の場で話していました。周りの人も自分のエントリーシートや自己PRの中に記載している内容を見て興味を持って話しかけてくれる先輩がたくさん居ました。
でもそれは私自身の人間性ではなく、出身校や自分に関する経歴や外側の部分がほとんどでした。
OJTの先輩は私が着任してすぐにその事に気付き、翌日には教えてくれました。
私は自分自身の紹介をすることが不必要だとは思いません。周りの人に自分の事を知ってもらう為には必ず必要なことです。ただし、私の場合はある意味「サッカーしかない」状況でした。社会人でサッカーが通用する訳ではなく、サッカーを通じて学んだ事を活かしていると感じています。
当時の自分にビジネスにおいて「今までどんな場所でサッカーしてた」等の「プライドは捨てるべき」と感じOJTの先輩は伝えてくれたと理解しています。
時に「プライド」は組織の中で仕事をする上では大きな弊害になり兼ねない存在だと自分は感じています。
改めて入社当時に学んだこの言葉を常に心に留めながらこれからも仕事をしていきたいと思います。
ではまた!