businesscrossのブログ

〜27歳会社員が職場で学んだこと〜

「仕事が出来る人の真似(マネ)をする」

私は前回のブログで書いたように入社した時に私のOn The Job Training(OJT)として教育してくれた先輩を尊敬しています。

社会人として自分に足りない部分を多く持っていて刺激が多くあり、たくさんの事を学べる環境が整っていた1年目は特に成長スピードが早かったと感じています。当時を振り返りながら「なぜ成長スピードが早かったのか」を考えてみると答えは一つでした。

それが今回のブログのタイトルにある「仕事がデキる人の真似(マネ)をする」ことでした。

私のOJTは社内や仕事に関する評価が高く、どの社員からも慕われている所謂「デキる人」でした。

私はOJTに憧れを抱き、少しでも自分に無いものや足りないものは「まずは真似(マネ)をする」ことが大事だと感じ、行動してみました。

入社1ヶ月のまだ右も左も分からない私はOJTの身だしなみ、出勤時間や上司への挨拶の仕方や態度、当時の自分が意識的に拘れていない部分を多く真似しました。

そんな私の姿を見てOJTは「全てを真似する必要はない。自分に足りないことだなと感じたことだけ真似すれば良い。」と言いました。

例えば身だしなみでは髪型や服装、その他OJTが拘っている部分は飲み会の時などに直接聞いたりもしていました。出勤時間はいつも同じ時間に出勤をして始業までの時間で何をしているかを隣で観察して真似していました。

上司への挨拶の仕方や態度では自分自身とOJTを比較しながら、上司や先輩社員に自分がどんな印象を与えているのかを客観的に視ることが出来ました。

私は真似をすることで生まれる良いことは大きく2つあると感じています。

1つ目は今の自分に足りない部分は何かを見つけて真似することで自分のルーティンやビジネススキルを身につけるスピードが0から学ぶよりも圧倒的に早いことです。

私は新しいことを習得する時にそのことを調べる時間と、出来る人に聞いてまず真似してみるでは身につけるまでの時間が大きく変わってくると思っています。

まずは自分で調べて「分からない部分を聞く」選択は間違えていないと思いますが、1年目の仕事が分かっていない私には調べることの限界があると感じていましたし、身近に出来る人が居たので真似することで習得していきました。

何においても共通して言えますが、特にビジネススキルについては真似をすることをその場しのぎでするのではなく、落ち着いた時でも良いので必ずもう一度自分で整理してみることは重要です。そうすることで真似していたことが自分のスキルに変わっていくと感じています。

2つ目は自分の個性や強みが見えてくることです。

この個性は自分だけでなく、誰しもが持っていることでもあります。

私は自分が真似をすること=その人の個性や強みと捉えています。

全ての人の良い所を真似する必要は無いと考えます。ただし自分にとって必要と感じたことについてはまず真似してみることはとても良いと感じています。

常日頃から時間が過ぎていく中でそのアンテナを張りながら仕事や業務に励んでいる人とそうでない人との差はいづれ雲泥の差になると思います。私は出来る限りたくさんの人の個性を見つけ真似をすることを心掛けていますが、意識して毎日を過ごすだけでも違いは出てくると思います。

このブログを書きながら忘れかけていた部分もあったのでまた明日から思い出しながら仕事に励みます。

 

ではまた!