「組織内で生きる社内営業の大切さ」
今日のブログタイトルは私が入社して1年目で一番学んだことです。
組織の中で生きていく中で自分が仕事において困っている時に誰(どの部署)に聞けば良いか分からないという事は良くあることだと思います。1年目の自分がまさにその状況でした。
もちろんそれを教えてもらう為にOJT(指導員)の存在がありますが、全部が分かる指導員は居ません。OJTも分からないことは知っている人に聞くしかありません。
私のOJTの先輩は入社から3年間人事部出身だったこともあり、社内ではOJTの先輩を知らない人が居ないくらい上司・部下問わず認知度が高い人でした。
「認知度が高い=人に知られている」状況がどう有利に働くかを1年目で教えてもらいました。
1年目はほぼ毎日OJTの先輩に色々な社内の飲み会に呼んでもらい、社内のたくさんの方々に挨拶をしました。その都度、OJTは私が初対面の方々に「私がOJTさせてもらってる1年目の〇〇です。」と私の事を紹介いただいていたことを覚えています。
私が1年目の飲み会で一番気をつけていた事は初対面の方々の名前を忘れないことでした。
名前を忘れてしまうと翌日に御礼の挨拶に行けません。
1回の飲み会で会った1年目の事を自分だったら忘れると思ったので翌日には、前日に一人でご一緒させていただいた方々の席まで挨拶にお伺いし、御礼をお伝えしていました。その時にはOJTは居ませんし、他の部署の方々にはオフィスフロアの座席表を片手にアウェイな環境に緊張しながら周りの方々の迷惑にならないように挨拶していたのを今でも思い出します。
いつしか、OJTの先輩からの誘いでなくても飲み会でご一緒した方々から誘われることも多くなりました。たくさんの社内の方々に認知してもらえたことで社内の人脈は広がりました。
この社内の人脈は仕事のスムーズな進め方において格段に助けになります。
「分からないことがあるけど誰に聞いたら良いか分からない」状況が1年目の終わり頃から大きく減りました。それは社内の人脈が広がり、たくさんの人が助けてくれる環境が出来ていたからだと感じています。
もちろん電話やメールで初対面でも聞いたら教えてもらえます。ただ一度どこかで挨拶できて面識が有るのと無いのでは自分自身もそうですが、電話での声やメールでの文面の感じ方が全然違うと思います。
私は大学時代までお酒を飲むことは好きではありませんでしたが、「飲み会」の雰囲気は好きでしたし、色々な人の話を聞くことが何より好きでした。
今と1年目では感じることは違いますが、社会人1年目でOJTにこの大切さを教えてもらったことは今でも感謝しています。
「認知度が高い=人に知られている」は今では別の感じ方も出来るのでどこかのタイミングでブログに出来ればと思います。
ではまた!